怠け者の何が悪い
怠けている人間を悪く言う人がいるが、何が悪いんだ?と思うことがよくある。
人間に限らず生物は基本的に怠けるものだろ。
怠けていても生きていけるならそれが一番だ、俺はそう思う。
努力をすることは自分の生き方に変化をもたらす行為で、生物は変化を嫌う。
どんなに進化しようとも頭が良くなろうとも、そういう根本的な本能はほかの動物と大差ないだろう。
ではなんで努力する人間がいるのか?理由は簡単で努力した結果がはっきりと見えているから。
努力することで、自分はどう変わり何が得られるのか?をはっきり理解することで、努力をする苦痛とその先の成果を天秤にかけることができる。
そしてメリットの方が大きければ人は努力できる。
例えば勉強がいい例だ。俺は20代後半から英語を勉強し始めて約1年半くらいで英語圏の国で不便なく暮らせるくらいになった。だけどそれまではbe動詞?なんだそれ?くらいのレベルだった。ほぼゼロからのスタートといってもいいだろう。
中学、高校の時はなんで日本人が英語を覚える必要があるんだ?と思っていたし、大学の時には今更英語を学ぶのが馬鹿らしく感じた。結局勉強して英語を覚えた時のメリットがわからなかったから、努力なんてしようと思うはずがない。
仮に中学の時に可愛いアメリカ人と知り合っていたら、勉強してたと思う。努力の先にその子と付き合えるかも!って考えるからだ。英語ができなければコミュニケーションもとれないしな。まぁその子が日本語話せたら話は別だけど。
俺がなんでテストステロンにこだわるのかも同じだ。
テストステロンを上昇させることで得られるメリットが、そのためにしなければいけない苦痛をはるかに上回るから、俺は努力できる。
別に努力することが素晴らしいことではない、怠けていても人生を楽しめているなら最高だと思う。
もし今、資産が100億円あって、この世に女が一人もいなかったら俺はテストステロンなんてどうでもいいし、絶対に働かないと断言できるしな。